自動制御装置が
できるまで
工場や施設で活躍する自動制御装置の製作を行っています。設計から盤製作、メンテナンスまでお客様へ提供していきます。

STEP 01設計内容の決定
お客様の声や想いを聞き、
一番の理解者になる
自動制御システムの設計を決める上で、お客様の困っていることやどのような想いがあって導入したいかを聞き出していくことがメインです。どんどん質問してお客様自身が見えていないところまでを引き出すのも私たちの役目です。引き出した内容から、どう設計に反映させていくかが醍醐味になってきます。

経験を力に、 効果的な提案を
お客様の要望に対し、自動制御や人員削減によるコスト削減、作業効率化を提案することが主な仕事です。入社当初は、経験がなく上司にアドバイスを受けたり、場合によってはお客様からアドバイスを受けたり非常に苦労したことが多かったです。この部分は経験を積まないと提案できない。経験によって引き出しが生まれるところです。現在は、さまざまな経験を積んだことで、自信をもってお客様の求める提案に対し、より効果的な提案ができるよう業務に取り組んでいます。

担当:空調制御
STEP 02ハード設計
クリエイティブな
思考を巡らせ、想いを形に
お客様からいただいた内容を実際に形にしていくのがハード設計です。機能的な面は勿論ですが、実際に目に見えるものなので、見た目を意識しながら設計していくため、時にクリエイティブな視点が必要になります。ゼロから形にしたときの達成感はこの仕事だからこそ味わえるものです。

ゼロから制御盤設計、 成長の日々
大学では、機械学科を専攻しており、電気の知識はゼロに等しい状態で新卒社員として入社しました。努力の成果もあり、現在は4年目となり、1人で現場を担当しています。制御盤設計(制御盤の組み込み)は、営業担当者からお客様の仕様要望が伝えられ、それを図面に起こすことからスタートします。設計を行うためには、回路図の理解や配線方法を覚えることが設計業務につながっていきますが入社後、2年間での社内研修にて習得した知識が役立っていることを日々の業務で実感しています。最初は、とても時間がかかり苦労しましたが、今は楽しく設計業務に励んでいます。
初めて設計した制御盤が正常に動いた時の感動は今でも忘れられません。

担当:制御盤設計業務から現場取付作業
STEP 03ソフト設計
機能と使いやすさの追求。
プロ根性ならではのこだわり
形作られたものを元に機能を司るプログラムを入れていきます。まさに命を吹き込むような繊細な作業です。さまざまなプログラミング言語を使用しながら、目的に合った仕様を実装していく作業は時に頭を悩ませます。そんな悩みも理想の実装をするためのプロ根性だったりもするので、嬉しい悩みでもあります。

未経験からソフト設計、 現場で成長
ソフト設計業務として、PLCのプログラム作成やタッチパネルの画面設計等をしています。
基本は社内でのプログラム作成となりますが、制御盤試運転時、生産立ち合い時には、現場で作業を行うこともあります。入社時、電気や制御の知識がなく専門用語ばかりで戸惑いましたが、先輩のサポートもあり、理解が深まりました。自分で勉強をしなければ成長につながらないことも多い分野でもありますが、まったくの未経験でも、先輩達が教えてくたり一緒に考えてくれるので安心して挑戦できると思います。

担当:ソフト設計業務
STEP 04制御盤製作と取り付け
受け取ったバトンを
最後は現場に届ける!
形になった制御システムを世に届ける最後の仕上げです。実際の現場での設置や電装工事、試運転確認を経て無事完成です。時にここまでの過程を一気通貫で行うことがあるので、ただ取り付けるだけの作業ではなく、ここまでのストーリーを感じながらお客様にお渡しします。最後にいただける感謝の言葉でこの仕事のやりがいや楽しさを再確認することができます。

初めての海外出身者、 知識ゼロから電気技術者へ
短期大学校の電気技術科を卒業後、新卒社員として入社しました。私は当社では初めての海外出身者でありましたが社内全員が親切で優しく指導していただけていることもあり、楽しく仕事ができています。社内研修が充実していることもあり、電気の知識ゼロでも問題ありません。入社後は制御盤製作後に図面と部品が合致しているかの検査および回路図のチェックを社内で行っています。1年目は部品名称や役割を覚えることに苦労しましたが、今では1人で業務を行う機会も徐々に増えてきています。会社が1つのチームとして活動する雰囲気もとても良く、居心地がよい職場であることも日々の成長に繋がっています。

担当:社内の制御盤検査と現場作業